エコアクション21に加点(経審改正)
こんにちは。
行政書士の福元@鹿児島です。
全世界規模で取り組まれる
脱炭素社会実現への動き。
環境配慮への取り組みを促進すべく,
経営事項審査(以下,経審)でも
加点幅が広げられる
こととなりそうです。
現在,経審で評価されている
環境マネジメントシステムは
iSO14001。
認証を受けている企業は
5点(※)を得ることができます。
※項目単体での点数。総合評定値
(=P点)には,約7点程度の
影響があります。
この「環境への取り組み」として
令和5年1月施行を目指した改正で
「エコアクション21」を加点対象に
含めるという検討が行われています。
ISO14001に比べ,中小規模の事業所でも
認証が得やすいシステムではないか,
また,実際に多くの企業が認証を受け,
自治体の入札参加資格審査などでは
評価対象とされているといった
背景もあり,この議論となっている
ようです。
ISO14001よりは認証が得やすい
として,加点はISO14001の5点に対し,
3点となる見込みで,ISO14001
とエコアクション21双方の認証を
受けていても重複しての
加点はされない模様です。
鹿児島県や鹿児島市では
エコアクション21は既に
加点評価されています。
経審に評価が入った場合に,
そのまま残るかどうかは
不明ですが,残された場合は
経審と合わせて2回加点される
こととなり,「お得」な
評価項目となりそうです。
(ISO9001とISO14001は
同じ流れで経審に追加されましたが,
鹿児島県も鹿児島市もそのまま
評価項目として残しており,
主観点数(県や市独自の評価)と
客観点数(経審)の双方で
加点されています)
ISO14001まではちょっと,
という事業所様は
エコアクション21の認証を
検討されてはいかがでしょうか。
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