4月改正

こんにちは。

行政書士の福元＠鹿児島です。

明日からいよいよ４月に入ります。

そしてこの４月１日をもって

いくつかの法が施行されます。

改正建設業法もその一つで，

経営事項審査の評価内容が

変わります。

技術職員数(Z1)の評価においては，

１級技士補（令和3年度の制度見直しに

伴い新設）が加点対象となり，

建設キャリアアップシステムにおける

技能者の評価も加えられます。

また，その他の審査項目(W)では，

「知識及び技術又は技能の向上に

関する取組の状況(W10)」という

評価が新設されます。

技術職員名簿記載の技術者の

方が審査基準日以前１年間で

取得したCPD（継続教育）の

単位数や，建設キャリアアップ

システムでレベルアップした

技能者の数を元に評点を

計算します。

資格を取ったままではなく，

新しい情報，知識を得て

技術研鑽に努めている企業を

評価するといった趣旨のようです。

改正法がスタートする直前ですが，

申請の実務レベルでの細かい情報は

まだ得られない状況。

今後、新しい情報が出ましたら，

続報をお知らせして参りたいと

思います。

これまでも入札などの場面で

評価されていたCPD。

今後は経審での評価も入りますので，

CPDの単位やユニットが付与

される研修等は積極的に

受講されるほうがよさそうです。

また，加入促進が進められている

建設キャリアアップシステムも

未登録であれば対応を検討して

みるべきかと思います。