加点のためには講習の受講が必要です。

こんにちは。

行政書士の福元@鹿児島です。


建設業会計の知識,専門性に

お墨付きを与える「建設業経理士」

という資格があります。


建設業者さんの事務,会計を

担務される方々が受験され,

資格を持たれている方も多く

いらっしゃいますが,

この資格のメリットの一つが

経営事項審査で加点されること。


1級や2級の合格者が常勤で

在籍している事業者に

「その他社会性等(W点)」で

加点されます。

すなわち,受審している全業種に

満遍なく点数が上乗せされる,

ということですね。


この建設業経理士の加点要件ですが,

従前は「合格していること」で

認められていましたが,今年の4月

からの改正で定期的な講習の受講が

必要とされました。


うけるべき講習は実施機関に指定された

事業者による「登録経理講習」。

先日,この実施機関に建設業振興基金様が

指定されました。

来年の1月からの実施に向けて

整備が進められるそうです。


合格や受講の翌年4月から5年以内

であれば加点される,という要件ですので,

今後は約5年に1度のペースで受講

しなければなりません。


なお,2016年度以前に資格を取得

された方につきましては2023年3月

までは受講が猶予されています。


改正に対応した仕組みも徐々に

整いつつあります。

資格取得日を確認したうえで

受講のスケジュールを

ご検討ください。


Fukumoto 's Ownd

特定行政書士 福元憲史 建設業許可など許認可手続き 経営事項審査(建設業) をはじめとして,行政向け 手続きをサポートします。

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