電子申請の現在地

建設業許可や経営事項審査の申請に

おいて,電子申請が導入,開始されて

しばらくが経過しました。


同業者との情報交換では

まだあまり電子申請を利用している方は

少なく(というより私がお付き合い

させていただいている範囲では0),

実際,県内でもあまり利用は伸びて

いないようにうかがいます。


一方で,九州内の一部の県では

「原則,電子申請。例外として

紙ベースのものを郵送申請」として,

対面審査を行わない方向に大きく舵を

切っているところもあるようです。


九州地方整備局を含め,許可行政庁に

より取り組みにも温度差があるように

感じます。



・委任の取り交わしにGビズIDが必要。

・申請内容の修正がオンライン上の

 やり取りとなる。

・添付書類である証明書などは,

 紙で取得したものをPDF化する手間が必要。

などといったところから,

電子申請とするとお客様側の手続きも含めて

事務量が増えそうだとの判断から,

弊所では今のところ紙ベースでの申請を

しております。


ただ,電子化へのシフトはいずれ

どの行政庁も大きく進めていくことは

予想されます。

それ以前にも,上記のようなところの

改善が図られ,事務手続き上のメリットが

大きいと判断されれば,電子申請の利用を

進めていかなければと考えています。


これからどう変わっていくのか,

情報を取りつつ,よりよい方法を

考えてまいります。


Fukumoto 's Ownd

特定行政書士 福元憲史 建設業許可など許認可手続き 経営事項審査(建設業) をはじめとして,行政向け 手続きをサポートします。

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