建設業法の改正

この国会で改正建設業法が

成立しました。


今回の改正は,主に処遇改善や

商慣習の見直しにスポットを

当てた内容となっています。


公の機関が労務費の基準を作成,

勧告して,標準労務費を大きく

下回るような契約を禁じる仕組みが

できました。


また,資材価格の高騰など,

請負額に大きな影響を及ぼす

「リスク情報」を受注者から発注者へ

提供することが義務化され,

実際に高騰したときはどう請負代金を

変更するか,その方法を契約書に

記載するよう定められています。


労務費にしろ,資材価格にしろ,

著しく低い設定を排除し,

また何らかの合理的理由で

変更が生じた場合は正当に

請負金額に反映されるよう

ルール化しよう,ということの

ようです。


人離れ,高齢化が進んでいると

言われている業界。

処遇や契約から理不尽さを排除し,

参入しやすく,働きやすい

環境に変えていこうという意気込みが

感じられる改正でした。


Fukumoto 's Ownd

特定行政書士 福元憲史 建設業許可など許認可手続き 経営事項審査(建設業) をはじめとして,行政向け 手続きをサポートします。

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